こんにちは、振袖コーディネーターの緑川です。お母様の振袖を着る方必見です。成人式のおしゃれの必須アイテム半襟をご紹介します。

半襟は、振袖を着用するとき、お顔の部分に一番近い為、全体の雰囲気を大きく変える重要な振袖アイテムです。振袖は花柄のデザインが多く意外と似ている振袖があるものです。このような時。半襟に特徴を出すことでに多様な振袖でも違って見えたりします。上手なコーディネートについて説明します。



まず半襟とは、振袖を着る前に長襦袢を着るのですがそれにつける衿の事です。ただこの衿は顔の近くにあるため重要度の高い部分と言えるでしょう。

長襦袢を着ているので前から見ると着物を重ね着しているように見えます。素材は正絹、もしくはポリエステルですが、柄や刺繍が多いのはポリエステルの半襟と言えるでしょう。またポリエステルの半襟は正絹と違って自分で洗濯できるので使い勝手が良いです。

また、半襟は重ね着を着てるように見せる要素がある重ね衿と上手にコーディネートすることで全体のイメージを変えていきます。振袖コーデの重要な一部となっています。

通常は真っ白の半襟ですが今では刺繍や金彩銀彩をあしらった半襟が多いです。成人式という晴れやかな場面なのでそのような半襟が多いのでしょう。特に赤や黒系の振袖にはそのような金銀の豪華な刺繍半襟が使われる事が多いです。そのような振袖は古典柄が多いという特徴もあるからでしょう。

最近人気なのは白地に白の刺しゅうを施した半襟です。白はもともと清楚な色ですが、同系の白の刺しゅうを加えることで清楚なうえにも豪華な雰囲気を醸し出します。

また、ポップな振袖にはドットやチェック柄の半襟もお似合いです。今までの伝統的な振袖の中で一つのスパイスを与えてくれる柄です。

一度のだけの成人式、自分スタイルで楽しんでみてはいかかでしょう。