こんにちは、卒業式のお着物アドバイザーの鈴木です。
卒業式と言えば定番は伝統的な二尺袖と袴です。皆さん思い思いのお着物と袴をお召しになって卒業式に臨みます。
まず二尺袖とは小紋や絵羽柄の訪問着の袖の長さを二尺(約76㎝)で仕立てたお着物です。成人式に着る振袖のように長くはありません。
昔の若いお嬢様が着物を作る時には、袖丈をできるだけ長く仕立てる事が多く、その長さが二尺ぐらいだったとされています。
明治、大正時代の女学生さん達が普段着の二尺袖に袴を合わせて着た事が今日の卒業袴スタイルに受け継がれています。
現代の二尺袖の着物は卒業袴に合わせる着物として扱われていて、しかもレンタル着物は初めから着丈も短く仕立てられていますので足さばきも無くラクに着る事が出来るようになっております。
コーディネートはお着物ほど難しくはありません。着物と袴の着合わせには特別なルールがないからです。袴も着物と同様にお好みのものをお選びください。
袴選びのポイントは、「着物の色彩に合わせる」こと。例えば、豪華な振袖との組み合わせでは、着る人の身長や袖丈の長さで印象がずいぶん変わります。全体のバランスを考えて袴や小物の色、お履物を選びましょう。また、落ち着いた色柄のお着物と合わせる合わせる場合は、模様のある袴や大ぶりの髪飾りなどで華やかさをプラスすればドレスアップできます。
「おしゃれは足元から」といわれます。袴スタイルでも履き物を何にするかでイメージが変化します。草履を合わせると「古典的」になりますし、ブーツをはくと明治大正時代の女学生さんの様に「モダンでハイカラ」なスタイリングに。まずは、自分がなりたいスタイルをイメージし、草履かブーツをチョイスしましょう。
また、草履とブーツでは「袴を着付ける丈の長さ」が異なります。それぞれに合った丈の袴を選んでおかないと全体のバランスが崩れるのでご注意ください。草履に比べると慣れている分歩きやすいので、公共交通機関を使って卒業式当日の会場まで行かれる方も階段の上り下りなどラクになります。
ふく屋には数多くの卒業袴がございます。
特に最近はモデルさんが来たようなモダンでおしゃれなお着物、袴が揃っております。
先日、東日本国際大、いわき短期大学の学生さん向けに袴展を開催してきましたが、人気なのはモデルさんが来た袴でした。
また今は、卒業袴の履き物はブーツが流行りです。しかも白やベージュのブーツが流行ってます。
ふく屋では、様々な柄やデザインの二尺袖や袴をご用意しております。更に卒業式当日のヘアメイク着付けも承っております。
是非、下見で良いのでふく屋本店、ラトブ店にお気軽にお越しくださいませ。
ご来店お待ちいたしております(^o^)/