ふく屋の成人式コーディネーターの鈴木です。

いまさら、なかなか聞けませんが成人式っていったい何なんでしょうか？

きもの伝承会で着付けを教えて20年のベテランの着付の先生に聞いてみました(^^♪

成人式とは、日本で20歳になった若者を祝う行事で、社会の一員となる成人としての自覚を促し、地域社会の一員としての責任を確認する重要な儀式です。毎年1月の第二月曜日に行われ、「成人の日」として国民の祝日にも指定されています。市区町村が主催する成人式は、日本各地で行われ、地元の新成人が一堂に会して祝われます。最近ではその式典を「成人式」とは言わず「二十歳の成人を祝う日」などと呼ばれるようになってきております。ここでは成人式として説明します。

成人式では、男性はスーツや羽織袴、女性は主に振袖という華やかな着物を着ることが多く、特に女性にとっては振袖がこの日の象徴的な衣装です。因みに振袖は未婚の女性の第一礼装となっております。多くの新成人が地元の式典に出席し、友人や家族と再会したり、人生の節目を祝ったりします。

この式は単なる祝いの場ではなく、20歳としての大人の責任を自覚する場であると共に、地域社会や家族との絆を再確認し、これからの社会に対してどのような貢献ができるかを考えるきっかけにもなります。また、成人式の意義は、日本の伝統文化を継承する場としても重要であり、振袖や袴といった日のんの伝統衣装である着物文化が次世代に引き継がれます。

ただし、最近では法律上の成人年齢が18歳に引き下げられたため、一部の地域では成人式の対象年齢や式の内容に変化が見られる場合もあります。それでも、20歳という年齢は引き続き社会的な節目として重要視されており、多くの自治体では20歳に式典を行っております。成人式はその象徴として多くの人々に親しまれ続けています。

一生に一度の成人式、大人への門出です。

日本の伝統衣装でお祝いしましょう。ふく屋では貴女の20歳を最大限の力で応援します。